腕立て伏せと聞くと、腕で行うものというイメージですが、体幹を上手く使うことで、遥かに楽に行えます。

(日本では腕立て伏せと呼びますが、英語では同じ動きをプッシュアップと呼びます)

プッシュアップ。
すなわち、押し上がる。

 

押す動きに関わる大きな筋肉が胸の筋肉です。

胸の筋肉は腕の付け根に繋がる筋肉で、肘の曲げ伸ばしの筋肉ではありません。
(押し上がる際の、肘を伸ばす筋肉は上腕三頭筋です。力こぶの裏側の筋肉)

 

胸の筋肉を最大限利用する事は、楽に腕立て伏せを行う一つの方法です。

 

どう動かせば、胸の筋肉が動くのか?

 

それには先ず、胸の筋肉がどのように付いているのかを知る必要があります。

 

★鎖骨の下
★胸骨(胸の真ん中を縦に走る骨)

★上腕骨(腕の付け根)

この3箇所に付いています。
(細かくは省きます)

 

それが分れば、どうすれば胸の筋肉で腕立て伏せが出来るかが見えてきます。

 

腕立て伏せのポジション(伏せた状態から)から

 

①お腹に力を入れる事で骨盤が後傾する。
②胸の筋肉は腹筋と繋がる為、鎖骨が下がり胸が収縮し力が入る。
③胸の筋肉が腕の付け根に付いている為、(手は胸の横のラインから上腕の長さ分広めに置く)
腹筋の動きに連動して、腕を内側に閉じる力が働く。

 

この動きで押し上がる事が出来ます。

 

その際、肘を伸ばす意識は必要ありません。

むしろ、邪魔をしてしまうとも言えます。

何故なら、肘を伸ばす上腕三頭筋は背中の収縮と繋がる筋肉だからです。

 

(胸と背中は表と裏の関係性です。細かくは省きますが、三頭筋の意識は背中の筋肉を収縮させ、胸の筋肉の収縮を妨げてしまいます)

 

胸の筋肉を使うには、肘を伸ばさず、腕を付け根を閉じる意識を持ち

 

”肘は勝手に伸びる”

 

ぐらいの感覚が大事です。

 

意識の持ち方で、使われる筋肉は全然変わっていきます。

 

肘を曲げ伸ばしする意識

腕の付け根から腕を閉じる意識

 

その違いを感じてみてください。