脚を太くせずにお尻のボリュームを上げるには!?
キュっと上がったボリュームのあるヒップに憧れる女性は多いのではないでしょうか。
しかし、お尻は鍛えたいけど、脚が太くなるのはイヤ。この場合、どのようなトレーニングが有効なのでしょうか?
先ず、下半身トレーニングで思い浮かぶのが、スクワット。
しゃがんで立つ。
とてもシンプルな動きで、お尻にも効きますが、
フォームによってはお尻だけでなく、太ももを鍛えるトレーニングになります。
なぜなら、
股関節もそうですが、膝の曲げ伸ばしを行うからです。
お尻の筋肉は股関節を動かす事で使われます。
(当然の事ですが、お尻の筋肉は股関節周辺に付いているからです)
膝の曲げ伸ばしは太ももの役割です。
スクワットは複合関節トレーニングと呼ばれ、足首、膝、股関節など、多くの関節を動かす為、お尻だけを鍛える事は出来ません。
よりお尻に効かせる為には深くしゃがむ必要(お尻の筋肉が伸ばされる負荷をかけたい為)
がありますが、それには膝関節も充分に曲げる必要がある為、太ももの前側も同じように鍛えられて行きます。
自重負荷でのトレーニングでは太くなる所までは行かず、むしろ引き締めになりますが、バーベル等を用いて負荷を増やした場合、お尻の筋肉のボリュームが上がる頃には、太ももも太くなっているはずです。
次に、相撲の四股のように脚を開いてのワイドスクワット。
こちらはどうでしょう。
脚の向きと幅の関係で、太ももの前側よりは内もも、お尻に負荷が高まるトレーニングです。
しかしこちらも、股関節だけでなく膝関節も動かすので、お尻が大きく発達する頃には、太ももも発達している事でしょう。
筋肉には繋がりがあるので、厳密にお尻だけ鍛える事は出来ませんが、お尻に特化するのであれば、膝関節の動きが少なく、
股関節の動きが中心のトレーニング(アブダクション、脚を横に上げる動きや、バックキック、脚を後ろに上げる動き)
太ももの前側より後ろ側に負荷がかかるトレーニング
(グッドモーニングやデッドリフト等、おじぎのような動き)
を意識して増やすと良いでしょう。
もちろん、引き締めるのが目的であればスクワットはとても効果的です。
(筋トレの適度な負荷は筋肉を引き締め、むしろサイズは細くなります。ここではお尻だけを大きくしたい場合の話になります)
自分の理想の体を目指し、今日も頑張りましょう!
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