足に重さを着けてウォーキングは意味がない?

足首にハメて重さを加える
アンクルウエイト
という筋トレグッズがあるのですが

これをハメてウォーキングをされている人を見かける事があります。
目的は
足腰を鍛える為のようですが

果たして効果的なトレーニングなのでしょうか。
考えてみましょう。

まず押さえておきたいのが
ダンベル等を使ってのウエイトトレーニングは
重力で
上から下に引っ張られる負荷がかかるという事です。

ですので
歩く＝前に進む

事に関しては
効果的に負荷がかかりません。

それよりも
太ももを持ち上げる
事で負荷がかかるので
腿上げトレーニングに効果的であるといえます。

この場合、アンクルウエイトによって
脚の付け根にある
腸腰筋を鍛える事が出来ます。

登山家の三浦雄一郎さんが
アンクルウエイトを着けて
山登りをされている姿をテレビで見た事がありますが、
これはももを上げる筋肉を鍛えるのが目的だと思われます。
山登りはウォーキングと違い
前にも進んでいますが
上に上がっていく為、
ももを上げる力が大事になります。

平らな道を進む場合は前に進む力だ大事であり
アンクルウエイトの重さによって、歩幅が小さくなってしまう事があっては
意味がありません。

むしろ大股で歩く事のほうが
大きい筋肉（大殿筋）を使うので効果的なトレーニングです。

アンクルウエイトの使い方として、
もも上げの他に
サイドに上げる
脚の外転動作（アブダクション）
も良いトレーニングです。
骨盤を安定させる為に働く
中殿筋を鍛える事が出来ます。

重要なポイントをまとめると

ウエイトを使うトレーニングというのは
重力の負荷のため
基本的に上から下に負荷がかかります。
前に進むなどより
重心移動をあまりさせずに
その場で行なう方が
効果的に負荷をかける事が出来ると言えます。

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