ダイエットにおける筋肉量と筋力の違いとは?!

ダイエットは、筋肉をつけて基礎代謝を上げる事が大事だと言われています。

しかし、仮に筋肉量を1キロ増やしたとしても、
基礎代謝量はたったの15～３０キロカロリーほどしか増えません。
これは
筋肉があるという事実だけでは
あまり意味がないという事です。
また、

基礎代謝は筋肉だけでなく脂肪が増えても上がります。

ですので、体重に比例していると言えます。
キロ単位での筋肉量の増加は、

いわゆる
”太る”
事でもあり、

消費カロリーよりも、摂取カロリーを増やす必要があります。
それによって
目にみえて筋肉が大きくなります。
しかし
この場合、筋肉と一緒に体脂肪も少なからず増えてしまうものです。

ですので
ダイエットでは
筋肉量の増加はそこまで気にせず
筋力の向上を目指す事が大切です。

それが
眠っている筋繊維を活動させる事になり、代謝アップに繋がります。
筋肉というのは太くならなくても
強い力を出すことで、
神経が活性化され、より多くの筋繊維が普段から動くようになり、日常での消費カロリーを上げてくれます。

火事場の〇〇力という言葉がありますが
人間の筋肉は、
緊急時にはとても強い力を出す事ができるポテンシャルを秘めています。
しかし、
普段は自分で自分の体を壊さないようにリミッターがかかっているんです。
現代社会は便利になりすぎ、
日常生活で強い力を出す機会が減ってきているので、
ある程度は意識してリミッターを外し、最大の筋力を高めておくことが大事です。
それがダイエットにおいて必須であり、また近道だと言えます。