”押す”より”引く”で、パフォーマンスが上がる？！

パフォーマンス向上の為の大事な要素として

体幹のスピードを上げる事

がありますが

特に、体幹の高速移動、高速回転はとても重要です。

その際

”押す”

意識や

”引く”

意識は、体幹の操作においても不可欠です。

例えば

右の肩や右の腰を押し出せば

反時計回りの回転に繋がっていきますし

逆に左を押し出せば

時計回りの回転に繋がります。

この時、

押させた反対側の肩や腰は

後ろに引かれる

動きになります。

格闘技の中でも特にボクシングは

パンチを打つ際

威力を出すために肩をしっかり入れて打ち込みます。

肩が前に押し出される動きです。

これは、反対側が後ろに

”引かれる”

動きでもあると言えます。

しかし

脳が発達している事もあり

強く意識するほど

動きに力みが出てしまいやすく

目的の動作のスピードを逆に落としてしまうこともあります。

これは

拮抗筋（目的の筋肉の反対側についている筋肉）

の収縮によってブレーキがかかってしまう為です。

 

ボクシングであればパンチのスピードが落としてしまう場合も。

また

人間の目は、体の前側についていることもあり

体の後ろ側よりも全面を使ってしまいがちです。

それは視覚情報によるところが大きいのではと思いますが

 

目的を強く意識しすぎる動きは

 

 

筋収縮（縮める意識）

が強く出る為

どうしても

連動性が失われなりがちです。

そこで

この

”押す”

を

”引く”

に

意識を変えることで

力みをなくし

拮抗筋の収縮を防ぎ

連動性を上げる事ができます。

それによって

一見、同じ動きに見えたとしても

スピードを上げることも可能です。

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