有酸素運動で痩せるのか?筋トレで痩せるのか?

有酸素運動は体脂肪を燃やし、
筋トレは代謝を上げたり、筋肉を引き締める。
なので体脂肪を落としたいなら、やはり有酸素運動が必要だ

そのように思われている人は多いですが
厳密にいうとそのように分けれるものではありません。

まず大前提として、有酸素運動と筋トレ
どちらも体脂肪を燃やします。

有酸素運動に対して
筋トレのことを
”無酸素運動”
と呼ぶ事もありますが、

それは運動強度が高いと血管が圧迫され、酸素の供給が追いつかなくなり、

より糖質を激しく消費する為です。
（それによってより多くの筋繊維が活動し、筋力アップします）
無酸素といっても、一時的で、その多くは有酸素であると言えます。
割合として糖の消費が多いというだけで、当然脂肪も消費します。
また
有酸素運動は
運動強度が低いので、割合としては体脂肪の消費が多いですが、

そもそものエネルギー消費量が筋トレ程多くありません。
ですので、より長時間行う必要があります。

どちらにせよ
人間の体は摂取した糖を優先的にエネルギー（ガソリン）として使うようにできていて、
それでいうと、体脂肪はガソリンが減ってきた時の
予備タンクにあたるエネルギーだと言えます。
本格的に
予備タンク（体脂肪）を使うには
先ずは摂取した糖を使いきることが大事です。
そうすると血糖値が下がり、
（空腹感は血糖値が下がったサイン）
体脂肪が分解されて
消費しやすくなります。

ダイエットを
体脂肪を落とす事を一番に考えた場合、

●糖質の摂取量を減らす
●筋トレで激しく糖質を燃やす
（筋トレは筋肉量の維持やボディラインを変えるのに必須です）
●脂肪の分解が進んできたら、
長時間でも出来る（空腹でも出来る）有酸素運動もプラスする

事が大切です。