筋トレは、伸ばす意識で行うか、
縮める意識で行うか?!
筋肉は、脳からの司令によって
収縮する（縮む）事で動きを作ります。
性質上、自らの意志で伸ばす事はできず、
反対側に付いている筋肉が縮む事で結果的に伸ばす事ができます。
しかし
プッシュアップ時の胸や
スクワット時のお尻など
筋肉に強い負荷がかかっている場合は
”伸ばされながら力を出す”
事があります。
これをエキセントリック収縮と言い
筋肉でブレーキをかけながら、伸ばされていく状態の事です。
一般的には、この状態が一番筋肉に刺激がいくので、
筋肥大には特に重要
ですので
通常、筋トレは
この
伸ばされていく感覚を
味わいながら行う事が大切です。
しかしある程度伸ばされていくと、
筋肉がストレッチされ、発揮できる力が弱くなっていきます。
特に
最大ストレッチポジション
（プッシュアップやスクワットなどの一番沈んだ状態）
では極端に力が弱くなります。
そこで
筋肉は伸ばされる程
反対側の筋肉が縮む
ことを利用して
伸ばされる筋肉から縮んでいく筋肉に、
意識を切り替えてみるのも一つのやり方です。
そうする事で、
一番力が弱くなるポジションが
一番強くなるポジションに変わります。
自重より高重量の場合は難しいですし、
何より
通常の筋トレは
鍛えたい目的の筋肉を
”常に”
意識することで筋肉に効かせるものですが、
”動き”
として考えた場合、
プッシュアップやスクワットなど、沈んだ位置が
これ以上筋肉が伸びない位置
ではなく
裏側の筋肉がこれ以上筋肉が縮まない位置
になり、その位置での安定感が増し、キープもしやすくなります。
このように意識の持ち方で
活動する筋肉はさまざまに変化させることができます。
使い分けていきましょう。
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