筋肉はアクセルにもブレーキにもなる?!

筋力の高さとは
筋収縮の強さであり、
それは
筋肉が素早く収縮するという事です。

ですので、
筋肉は、動きの中でのアクセルの役割りを果たしていると言えます。

また、
体が動くというのは、必ず筋収縮が起きる為、
動き出しはアクセルの役割りを果たしますが、
（体重を利用する脱力による動きは除く）
動いた体を止めるなどの際は、
筋肉はブレーキとしての役割りを果たします。

山登りで例えると

上りは主にアクセル的な働きをし
下りはよりブレーキ的（筋肉が伸ばされながら力発揮）な筋肉の使い方になります。

このように
アクセルとブレーキ
両方の役割りがあるのが筋肉ですが

無駄に筋肉を力ませてしまうと

動きが主働筋（動きの中で主で働く筋肉）だけで無く

拮抗筋（主働筋の裏側についている筋肉で反対方向に収縮する役割りがある）

にも力が入ってしまう為、
動きのスピードを落としてしまいます。

それは
アクセルを踏みながら
ブレーキをかけるようなもの。
エネルギーの無駄使いでもあります。

ですので、
アクセル的な筋肉の使い方の際は、
いかにブレーキをかけないか
（力みによる拮抗筋の収縮をさせない）
が大切です。