アスリートのその筋肉。
鍛えたのか?鍛えられたのか?

よく、
このスポーツの選手は○○筋が発達しているから、このスポーツにはこの筋肉が大事です。
だから○○筋を鍛えましょう!

という話を聞く事がありますが、

ここで一つ考えてみましょう。

果たして
その筋肉を積極的に鍛えたのか?

それとも
結果的に鍛えられたのか?

例えば
ボクシングなどのパンチの動作は
背中の広背筋が大事だと言われています。
格闘家はこの筋肉が発達している人が多いですが、

パンチング動作は広背筋が縮める動作では無く、伸ばされる動作です。
(広背筋は肘を脇に近づける時に収縮する筋肉)

筋力トレーニングとは、目的の筋肉を強く縮める事です。

懸垂やラットプルダウンなどが広背筋の代表的トレーニングですが
広背筋を縮めて鍛えても、
パンチング動作は広背筋が引き伸ばされる動作です。
直接的には関係ありません。
ですので、鍛えたからと言ってパンチ力が上がる訳ではありません
(逆にパンチを素早く引き戻す際に強く収縮します。)

それよりも、

手打ちにならず、肩甲骨から打ち出すパンチで広背筋が伸ばされて発達したのだと思われます。

筋肉は伸ばされる事でも破壊されて、太くなる事があります。
ですので、
このように結果的に鍛えられた場合、この筋肉を強く収縮させて鍛えたとしても、
パフォーマンスが上がるとは限らないという事です。

他にも
スポーツ選手が発達している脚の付け根の腸腰筋。
特に短距離の選手などが発達していますが、

こちらも
鍛えるのか
結果的に鍛えられるのか
分析して見るのも良いと思います。

そうする事で
速く走る為には
●腿を力強く上げる腸腰筋の強さが大事なのか
●しっかり脚を後ろに振り抜く事で、腸腰筋が引き伸ばされる事が大事なのか
(筋肉は伸ばされると急激に収縮する伸張反射が起こります。)

などが見えてきます。

発達している筋肉が、動きにおいて重要である事に違いありません
ですので、その筋肉を鍛える事は決して悪い訳ではありません。

大事なのは
なぜ鍛えられたのか?
です。
パフォーマンスを上げたい場合は、この辺りも意識して見て行きましょう。

 
 

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