骨盤の動かし方にはルールがある?!

よく、スポーツの世界で
腰を回せ！
や、
腰を切れ！

などと言われる事がありますが

ここで言う”腰”とは
骨盤の事を指している事が多いです。

骨盤の中に当たる、おへその数センチ下の事を
スポーツや武道の世界では
”丹田”
と呼び、とても重要視していますが、
ここは人間の重さの中心にあたる為、
骨盤の動かし方を知る事はとても大切です。

では、まず
”歩く”
を考えてみましょう。

前に進む為には重心を前に運ぶ必要があります。

それは、
骨盤は前傾させる必要があるという事です。

骨盤が後傾していては、重心が後ろに残ってしまい、
前に進むエネルギーが生まれません。

また、骨盤は肩甲骨と連動性があるので、
前に進む為には、
胸を開いて肩甲骨を寄せる事も骨盤を前傾させるうえで大切なポイントです。

次に、スポーツ動作ではどうでしょうか?

ゴルフやテニス、野球など球技のスイング動作も骨盤の動きが大切です。

腰という言葉を使ってしまうと、ついウエスト（お腹）だけを捻ってしまいがちですが、

骨盤ごと回す事が体重をボールに乗せる為にも重要な動きです。

また、

筋トレやストレッチの場合も、骨盤の向きはしっかり理解しておく必要があります。

筋トレの際に重要なポイントは
筋肉を最大収縮させる事であり、

ストレッチも、骨盤の向きで筋肉の伸び具合が全然違ってくるからです。

基本的に骨盤の前傾は
繋がりのある

胸、お腹、太ももの前、内ももなど、

体の前面がストレッチされ、背面側は収縮します。

逆に骨盤が後傾する事で、背中側が伸び、胸の筋やお腹など前面が収縮します。

カラダの仕組みからくる骨盤の動かし方のルールをしっかり理解して、

それぞれの質を上げて行きましょう！

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