あなたにとっての筋トレの意味とは?!

あなたにとってのトレーニングの目的は何ですか?

ここを明確にしておく事で
アプローチの仕方や行う順番も変わります。

トレーニングの目的が
見た目を変えることよりも
日常生活が楽に行えるようになる事であれば

筋肉を”鍛える”
事よりもまず

柔軟性の確保が重要になります。

この場合
筋肉の柔軟性というより
関節の柔軟性です。

人間は骨を動かす事で
動きを作っていますが
良い動き
機能的な動きには

それに必要な可動域があります。
しっかり関節可動域を作る事が何より大事です。

動きに重きをおいたアスリートは、その競技に適したナチュラルな体をしています。
中には、より鍛える意識が強いアスリートもいますが
ボディビルダーとは体型は違います。
アスリートには必ず”機能美”としての美しさがあります。

次に
見た目を美しく整える事が目的の場合は
何より
筋肉へのアプローチが大切です。
筋肉の引き締めや
筋肉のボリュームを上げる為には
キツいと感じるだけの強い負荷を筋肉にかける必要があります。
そうでないと筋肉自体が形を変えにくいからです。
ですので、筋トレ時の負荷の高さはとても重要です。

また、骨格のポジションも見た目に大きく関係します。
美しさを決める重要な要素の一つが姿勢です。
良い姿勢を作れるだけの可動域と
その姿勢をキープできる筋力が必要になります。

次に
健康維持が目的の場合は
血流アップや、ホルモンの分泌を意識したトレーニングが有効です。

血管の弾力を上げる為には
サウナや冷水なども良いですが
筋トレの刺激は血管の収縮、弛緩の繰り返しになり血流アップに効果的です。
ウォーキングも血流に良いですが、筋トレの強い刺激のほうが、より血管のトレーニングになります。

四肢にベルトを巻く
”加圧トレーニング”
は、血管の弾力性を上げるだけでなく、毛細血管を増やす効果も高い注目のトレーニングです。

また
筋肉の刺激、
特に乳酸が貯まるような負荷のトレーニングは内分泌系を刺激して
ホルモン分泌を高めます。
近年、筋肉からさまざまなホルモンが分泌される事が確認されています。
筋トレが若返りに良いと言われるのはこの為です。
負荷自体の高さよりも
負荷を抜かない
負荷をかけ続ける
事で、効果的にホルモンの分泌を増やす事が可能です。

トレーニングは目的に合わせてアプローチを変えていきましょう！