失敗しないカロリー制限と糖質制限とは?!

ダイエットの方法として代表的なのが

カロリー制限
と
糖質制限

ですが、

根本的な理解がないまま進めると失敗する事があります。

先ず、第一のポイントとして
人間はカロリーで太るわけではありません。

エネルギーとして使う量以上の糖質を一度に摂ってしまうから太るのです。

甘いもの、パン、パスタ、ご飯などに多く含まれるのが糖質です。これを摂取する事で血液中の糖が増えるのですが、（血糖値が上がる）一定量を越えると余分な糖が体脂肪に変わります。

あくまで糖が脂肪に変わるという事です。

なので、ダイエットは基本的には糖質を制限する事が重要だと言えます。

それをふまえて

カロリー制限の場合を考えてみましょう。

カロリーが含まれるのは

糖質
タンパク質
脂質

の三つの栄養素ですが

このうち、量に対してカロリーが一番高いのが脂質です。

なので、
カロリー制限をする場合、多くの人が揚げ物を控えたり、お肉の脂を減らしたり。

カロリー制限は
脂質制限になりやすいダイエット法と言えます。

しかし、脂質を抑え過ぎると食事に物足りなさを感じやすく、逆に糖質の量が増えてしまう事があります。
あくまで太る原因は糖質です。これではダイエットに失敗してしまいます。

脂質は糖質の吸収を遅らせたり、腹持ちが良くなる為、食べ過ぎを防いだりと、
ダイエットにおいて重要な役割りがあります。

他にも、お肉などのタンパク質は、一緒に脂がくっついているので、どうしても脂質を減らすとタンパク質も減りがちに。
それでは代謝が下がってしまいますので、減らし過ぎに注意しましょう。

しかし、
直接カロリーで太るわけではありませんが、
食事による外から入ってくるエネルギーが多すぎれば、
自らの体（体脂肪）を削る必要がないので、痩せません。
そういう意味ではカロリーを調整する考え方も悪くありません。

もしカロリー制限ダイエットを行うなら、あくまで太るのは糖質だと理解をし、
脂質制限になり過ぎず、バランス良く糖質、タンパク質、脂質の量を減らす事が大切です。

そうすれば
しっかりお腹が減る状態を作れます。

お腹が減る（エネルギーが足らなくなる）から痩せる
、
がダイエットの基本的な考え方です。

糖質制限ダイエットの場合は

当然、太る原因の糖質をしっかり減らす為、痩せやすいです。
しかし極端に糖質制限を行うと、筋肉が減りやすいので注意が必要です。

筋肉という”入れ物”が大きい程、糖質を多く筋肉に溜めておけるので太りにくいのですが、それが小さくなってしまう事は、太りやすい体になってしまうという事です。
糖質制限ダイエットとは脂肪も減らしやすいですが筋肉も減ってしまいやすいダイエットだと言えます。

その為、筋肉の減少を防ぐ為に、こまめなタンパク質補給か定期的な筋トレを心がけましょう。