ストレッチは目的の筋肉だけを伸ばすか、連動して伸ばすか？
筋肉を伸ばす際の考え方として、
目的の筋肉だけを伸ばす考え方と
全体としての連動で伸ばす考え方があります。
筋肉は何層にも積み重なってついていることもあり
伸ばしたい筋肉と関係のある筋肉は一緒に伸ばした方が全体として
特にスポーツ動作のように動きの中での可動域を大きくとりたい時
1個の筋肉だけではなく
”全体として伸ばす”
事が大切です。
しかし
一般的には可動域を上げていく為のストレッチというのは、
目的の筋肉を単体を伸ばしていくという考え方です。
この場合は、あえて
”連動させない”
事も一つの方法です。
ただ
連動させないという事は、
筋肉の伸ばし過ぎには注意が必要です。
実際におこなう際は
先ず
伸ばしたい筋肉がどこからどこに付いているのか？
（筋肉の起始、停止と言います）
を、ある程度把握しておく事が大切です。
通常、骨に付着する筋肉の、動きが少ない（体幹部に近い）
動きが大きい側が筋肉の停止部と言うのですが、
基本的なストレッチは
目的に筋肉を定めて
起始部を固定して停止部を伸ばすか
起始部と停止部を両方離す事で
筋肉を伸ばしていきます。
（連動させて全体として伸ばす場合は、
起始部の固定の為には
あえて起始部とつながる筋肉を収縮させておいて伸びないようにし
停止部だけを伸ばす事ができます。
逆に
全体の連動で伸ばす際は
一つの筋肉が伸びたら、
そのまたつながる筋肉が伸びるポジションを、そのまた次に、
とつなげていく事で
筋肉を連動して伸ばす事ができます。
このように
伸ばし方は意識を使い分ける事で
体を深く知る事にも繋がります。
色々と試してみるのも良いですね！
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